【お酒とドラマ】『あぶない刑事』~酔いつぶれても家飲みだし「関係ないね」~

今回は『あぶない刑事』というドラマ・映画シリーズ作品に関する記事です。全シリーズに渡って独特のノリが全開で気軽に観れる娯楽作品なので、何も考えずにお酒を飲みながら楽しめちゃいます。

『あぶない刑事』とは

『あぶない刑事』とは1980年代を代表する一話完結型のドラマ作品の一つで、1986年放送スタートの『あぶない刑事』(1stシリーズ)から、2016年の最終作『さらば あぶない刑事』に至るまで何度も映像化(ドラマ・映画併せて合計10作品ほど!)されるほどの人気を獲得しています。神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビのタカとユージや、彼らの仲間の活躍を描いたアクションコメディです。

公式サイトはこちら

スタッフ/キャスト

企画や製作総指揮の黒澤満さんは「日活ロマンポルノ作品」や名優・松田優作さんの出演作品を手掛けていた方です。多くの作品に関わりましたが、2018年に惜しまれながらも鬼籍に入られました。また、メイン脚本を担当した柏原寛司さんは『探偵物語』や『傷だらけの天使』といった探偵・刑事モノ作品のほか、「ルパン三世」や「名探偵コナン」などのアニメ作品の脚本にも関わってきた方です。

主役の一人で正義感の強い紳士だが、たまに単独行動しがちな捜査課所属・鷹山敏樹(通称・タカ、ダンディ鷹山)を舘ひろしさんが演じています。彼が犯人を追いかけているとどこからともなくバイクが現れ、それに跨って繰り広げられる犯人との格好いいカーチェイスシーンはもはや名物ですね。

もう一人の主役、ノリの良さと柔軟な思考をもつが、辛抱強さがいまひとつの捜査課所属・大下勇次(通称・ユージ、セクシー大下)を柴田恭兵さんが演じています。お洒落で派手なシャツ・ジャケットを着こなしながら、テーマ曲「RUNNING SHOT」をバックに颯爽と街中を「ユージ走り(or 恭サマ走り?)」するその姿に惚れます。

また、彼らの後輩刑事・町田透(通称・トオル)を仲村トオルさん、タカ・ユージの悪友でポップな人柄が魅力の少年課所属・真山薫(通称・カオル)を浅野温子さん、問題を起こすタカ・ユージに手を焼くも彼らを見守る上司・近藤卓造を中条静夫さんが演じています。

ロングヒットシリーズのため、もちろん上記の方以外にもスタッフ・キャストともに多くの方々が関わっており、皆総出で「あぶ刑事」の魅力的な世界観を作り上げています。なんと永瀬正敏さんや遠藤憲一さん、竹内結子さん、水川あさみさんら後に大活躍する俳優・女優の方々が一話限り(映画版の一つ)の犯人役や脇役で出演していたりします。

お酒嗜みポイント(+ストーリー概要)

劇場版も含めて各エピソードのストーリーは「横浜で起きた事件の解決に向けて、タカとユージがクールに、ダンディに、時に激しくセクシー(?)に奔走していく」といったらそれまでです・・・(笑)。

全体のメインストーリー(「縦軸」とでもいうのでしょうか?)のようなものとして暴力団「銀星会」と彼らの戦いはありますが、基本一話完結型のためシリーズ途中から見出してもすぐに入り込めます。また、たまに2人と同じくらいトオルやカオルが活躍してくる回もありますが、基本は2人がメインにいて周りを巻き込みながら活躍していきます。

こちらで紹介するくらいなので、おススメエピソードをつらつらと書こう思いましたが、正直、個人的には「神回」と呼ばれる突出した回はないと思ってますのでそれは辞めました(笑)。事件が起きて、そこにタカとユージがダンディ且つセクシーに対すれば「あぶ刑事」になってしまうのです。いつどのエピソードでも「あぶ刑事」は楽しめてしまいます。

強いて言えば、ドラマシリーズや劇場版第一作辺りから観始めて、それからシリーズ最終作『さらば あぶない刑事』を観るのがおススメの観賞方法ですかね。最初期から最終作までに30年程の時が経っているため、メインキャラクター(というか、メインキャストや舞台である横浜)がどんな年月や経験の重ね方をしたかがわかるし、それを楽しめたりするので・・・。

なににしても、各エピソードは重すぎないストーリーでコミカルにベタな展開で進みますし、登場人物たちの会話はウィットに富んでいて飽きさせないですし、最後は大抵ハッピーエンドで終わりますのでサクッとお酒を飲みながら楽しめます。

タカやユージがバーで出会った美女はたいてい事件に悪い意味で絡んできますし、たまに出てくるオタクキャラはほぼ陰気で怒りっぽいというステレオタイプですし、子どもは総じて小生意気、急な脈絡のないお色気シーンもあります・・・例を挙げたらきりがないですが、全てが「あぶ刑事」っぽい明るい雰囲気とノリで構成されています

もちろん、基本的にストーリー上のご都合主義な展開はご愛嬌。加えて、事あるごとに拳銃でドンパチやったり、暴力で容疑者を締め上げたり、「ひとみちゃん、お茶」という名セリフがあったり、時には性感染症をギャグ交じりに扱ったりするなど、現代から見ると時代錯誤なセリフや演出もしょっちゅうあります。

そんな良くも悪くも雰囲気とノリ重視作品ですが、その世界観が現代にはない懐かしくも新鮮なものです。未体験の方は是非!!

最新情報をチェックしよう!