【お酒と映画】『華麗なるギャツビー(2013年版)』~レオ様のパーティに忍び込んで、絶世の美女とマティーニ嗜みたい~

今回は『華麗なるギャツビー(2013年版)』(原題:The Great Gatsby)という映画作品に関する記事です。主人公の純粋な愛情と悲哀、作品の根底にあるだろうキレのあるシニカルさ、そしてファッションや色彩豊かな映像美が素晴らしいおつまみ映画です。

『華麗なるギャツビー(2013年版)』とは

『華麗なるギャツビー(2013年版)』とは2013年に公開されたラブ・ロマンス映画で、アメリカ文学の代表作『グレート・ギャツビー』を原作としています。これまで何度か映画化されてきました。多くの人々が冨・名声を求めて狂喜乱舞していたアメリカの「狂騒の20年代(ジャズ・エイジ)」において、一人の女性を一途に求め続けた青年の一生を描く・・・といった作品です。

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スタッフ/キャスト

小説『グレート・ギャツビー』の執筆者であり、本作の原作者にあたるのは F・スコット・フィッツジェラルドさん。『グレート・ギャツビー』をはじめ小説家として主に1920年代に活躍した方でしたが、世界恐慌(1930年代)~晩年はアルコールに依存した生活を送っていたそうです。

監督・脚本は『ダンシング・ヒーロー』や『ムーラン・ルージュ』を手掛けたバズ・ラーマンさんで、主演のレオナルド・ディカプリオさんとは『ロミオ+ジュリエット』以来のタッグとなっています。

また、美術監督は彼の妻・キャサリン・マーティンさんが務めています。彼女がバズ・ラーマン作品の美術監督をするのは半ば恒例なようで、本作においては華やかな「狂騒の20年代」のファッションやインテリアを豪華絢爛にリメイクして、作品全体に漂う華麗な世界観の醸成に重大な役割を果たしています。

主なキャストとして、享楽に満ちた社会に劣等感を感じながらも一人の女性を取り戻すために奮闘する主人公・ジェイ・ギャツビーをレオナルド・ディカプリオさん、ギャツビーの良き理解者で本作のストーリーテラー的な役割を担っているニック・キャラウェイをトビー・マグワイアさん、そしてギャツビーが愛し続けたヒロイン・デイジーをキャリー・マリガンさんが演じています。

お酒嗜みポイント(+ストーリー概要)

上記で「ラブ・ロマンス」という表現をしましたが、ストーリーや演出を通してみるとそれほど純粋なものではない作品です・・・。

冒頭、精神科で診療を受けるニックは、かつての友人・ギャツビーについて語り始める・・・。

ニックはアメリカ中西部から東部(ニューヨーク)に移住し、優雅な生活に身を置くデイジーや彼女の夫・トムや彼らの周囲の人間たちと交流していく。そんな中、ニックは自身の豪邸にて夜な夜なパーティを主催する謎めいた男・ギャツビーと出会い、彼との親交を深めていく。

ニックの助力もありギャツビーは以前より思いを寄せていたデイジーと再会し、惹かれ合っていく。しかし、彼女の夫・トムや上流社会の根底にある文化、ギャツビー自身の秘密の過去が2人の愛に暗い影を落とす・・・。

 

ネタバレなしでザックリと内容を書きました。序盤~中盤までを表層的に観てしまえば、ギャツビーの悲恋の物語で済んでしまいます。しかし、終盤になるにつれて、トムたちが浸っている上流社会・文化の滑稽さと、(デイジーを取り戻すためのある種の手段とはいえ)その滑稽な社会を目指したギャツビーの純粋さ、そして彼が想い続けたデイジーすらも滑稽な社会の一員でしかないという残酷な事実が浮き上がってきます。このシニカルな部分が本作の魅力の1つだとといえましょう。

また、ギャツビーを演じるレオ様は本作や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のような、成り上がり男の栄枯盛衰を演じさせたら天下一品な気がします。両作品とも奇しくも2013年に公開されており、前者では自身の過去に縛られ、後者では金・性・ドラッグに溺れる男を演じていて、格好良いけどどうしようもない男を演じるレオ様を拝める豊作の年だったようです。日本では『タイタニック』での王子様的な格好良さがフューチャーされがちなのが少し残念です・・・(笑)。

お酒嗜みポイントは、美術監督・キャサリン・マーティンさんらが作り出す映像美でしょう。デイジーら上流社会の人々が身を包む華やかなドレス・ジュエリーなどは「プラダ」や「ミュウミュウ」、ギュツビーらのスタイリッシュなスーツは「ブルックス ブラザーズ」が提供していたそうです。これら豪華絢爛なアイテムを美男美女が身に付けているだけで、最高のお酒のつまみになります。

本作の公式スポンサーの「モエ・エ・シャンドン」のシャンパンや、「カクテルの王様」のマティーニを片手に、レオ様たちと共にその映像美に酔うのも一興でしょう

余談になりますが個人的には、ニックが惹かれていくジョーダン・ベイカーを演じるエリザベス・デビッキさんの、その超絶な美しさも良いお酒のおつまみになりますかね。彼女自身の191cmの長身スタイルと端正な顔立ちはもちろん、彼女の魅力を存分に活かすようなスタイリッシュなファッションは非常に美しいです。

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