【お酒とアニメ】『イエスタデイをうたって』~ゆったりお酒とノスタルジーに浸る~

今回は『イエスタデイをうたって』というアニメ作品に関する記事です。ノスタルジックな空気感満載の雰囲気アニメなので、お酒を飲みつつボーっとしながら観るのにおススメです。

『イエスタデイをうたって』とは

『イエスタデイをうたって』とは2020年に全12話放送された恋愛・群像劇を主としたアニメ作品で、「ビジネスジャンプ(及び、「グランドジャンプ」)」で1998年から2015年まで不定期連載されていた同名漫画を原作としています。

人生のモラトリアム期間に突き当たっている4人の男女の様相を、ゆったりとした展開とノスタルジックな空気感で描いていく・・・というような作品です。

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スタッフ/キャスト

原作者は冬目景さんで、本作をはじめ不定期連載の多い作家として知られているそうです。本作は1998~2015年まで連載期間がありますが、不定期連載のため連載期間に対してわずか全11巻で完結しています。

アニメは制作会社「動画工房」にて制作されています。監督・構成・脚本の藤原佳幸さんはこれまで『サムライチャンプルー』や、『侵略!?イカ娘』といった話題作に演出などで携わってきた方です。

主なキャストとして、大学卒業後にフリーター生活を送るリクオを小林親弘さん、リクオの前に突然現れたどこか不思議で天真爛漫な少女・ハルを宮本侑芽さん、リクオの大学時代の同級生で過去の想いを断ち切れないでいる女性・しなこを花澤香菜さん、しなこに片思い中の少年・ろうを花江夏樹さんが演じています。

お酒嗜みポイント(+ストーリー概要)

下記がザックリとしたストーリーになります。

大学を卒業したリクオはやりたいことが見つけられず、コンビニでバイトしながら日々なんとなく生きていた。そんなリクオの前に突然、黒い服に黒いカラスを連れた少女・ハルが現れる。リクオは明るい一方でどこか不思議な魅力のあるハルに戸惑いつつも、大学時代の同級生でかつて恋心を抱いていたしなこと再会する・・・。

以上があらすじで、ここに少年・ろうや周囲の人たちが関わってきて物語は進んでいきます。全体として起伏がなく平坦なストーリー展開で、非常にのんびりとしています。恋愛が主題であるものの、愛憎劇のようなスキャンダラスな面や過激さはほぼ皆無です。リクオは目標や夢もなく大学卒業後をただただ過ごし、しなこはすでに亡くなっている幼馴染・ゆう(ろうの兄)への想いをまだ断ち切れず前に進めていない・・・理由は違えど2人はどちらも将来に向かって進めていない茫洋としたモラトリアム期間を過ごしています。

一方、ハルは高校自主退学後にバーで働きつつかつてより好意を抱いていたリクオに対して、そして、ろうは美大予備校に通って自身を見つめつつしなこに対して、それぞれ恋愛を原動力にして前向きに純粋に動いています。劇中のリクオ・しなこの優柔不断で自分がない言動に対して、ハル・ろうのただただ真っすぐな姿勢は輝いて見えます。正直、視聴していてリクオ・しなこにイラつくことはままありますが、ある種単純な人物関係と起伏の少ないストーリーは気軽に見ることができます

お酒嗜みポイントは上記の単純な恋愛劇を、フワッと全体的に包み込んでいるノスタルジックな空気感にあります。携帯電話(スマートフォン)は使われず、「ウォークマン」で音楽を聴く・・・といった90年代に連載が開始された漫画を2020年にアニメ化していることで自然と醸し出されるノスタルジーは、多感な時期を2000年代前後で過ごしてきた方にとっては特にたまらなくなるかもしれません。

派手でビビットなデザイン・配色は一切なく、背景・ファッションともに抑えめなのがそのノスタルジックな雰囲気をより強調している気がします。このスローペース且つ単純なストーリーながら雰囲気抜群のアニメを観つつ、お気に入りのお酒をロックスタイルでチビチビ飲むのもオツかもしれません。

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