★筆者の小言★~ひとまずバー巡りを辞める~

どうも、バー好きのタリトネです。

最近、当サイトへのアクセス数が伸びてきたり、同世代の方がバーで飲んでいる姿に遭遇したり、多くの人がバーに関心を向け始めてきたような気がする。なんとも嬉しい限り。

さて、そんな好況であれだが・・・タイトル通り、バー巡りを一旦辞めようと思う。厳密には新しいバーエリアや新規店開拓は一旦ストップという意味だけど。理由は以下3点。

 


①バー巡り燃え尽き症候群

バー巡りを始めて4~5年、訪店したバーはおよそ200軒。銀座や新宿三丁目、神楽坂、浅草、恵比寿などを中心に、東京都内の色々なエリアのバーを楽しんできた。酒を飲み過ぎて後悔したことはあるが、滞在中に嫌な思いをしたことはほぼない

でも、お気に入りのバーが増えるとともに・・・「定期的に訪れたいバーをこれ以上増やせないし、既存の心地良い関係を築いているバーとの関係をこれ以上希薄にしたくない」という思いが高ぶってきた。

それとある程度、自分の中で行きたいバーは巡り尽くしてきた感があって、色々探すのにも疲れてきた・・・燃え尽き症候群?的な感じで胸がいっぱい

もちろん、銀座のあの老舗や浅草四天王の一つ、曳舟の焼売、神楽坂三本柱の一角、高円寺で偶然お会いしたあのバーマンのお店などなど・・・まだ行ってみたいバーはポツポツあるからその辺りは気ままにいつか楽しむつもり。

一昨年だっけかな、筆者の慕うとある若手バーマンに「もう行くバー絞ったらどうです?(笑)」って言われたことを思い出す。当時はまだまだ色々巡りたいなんて思ってたが、ようやく絞る気になってきたということになる・・・。

②“質より量のバー巡り”の自分に嫌気がさした

自分にとって最良のバータイムを過ごすためには、バー空間・人(バーテンダーや隣客など)・お酒の3つの条件がカギを握ると思う。例えば音楽や内装の感じが肌に合わなかったり、バーテンダーとの相性が悪かったり、お酒が美味しくなかったり・・・そんなバーには出来るだけ遭遇したくないものだ。

それで、ここ数年における私のバーでの過ごし方といったら実に酷いもので。一度のバー巡りで色々なバーに行きたいがために、一晩に4~6軒巡ったりしてた。

その結果、前半のバーでは後の時間を気にして思うようにそのバー空間を楽しめなかったり、後半のバーではベロベロだからお酒をきちんと嗜めていなかったり・・・。バーが好きなのに、そのバーでテキトーに過ごしてるのが本末転倒だなと。せっかく自身にとって3つの条件が揃っているバーっぽいのに、それを自ら堪能していないの勿体なさ過ぎて。

これからはそんな“質より量のバー巡り”を止めて、もっと1軒ごとのバータイムを最良のものにできるようにしたい

③相互的なコミュケーションを取りたい

これまで当サイトの紹介記事を書きたいのもあって、特に初来店のバーではバーテンダーの方の話を聞けるように意識しつつコミュケーションを取ってきた。もちろん、職人たちの考え方とか将来の展望を聞けるのはすごい楽しくて、そりゃあ夢中で話を聞いてきた。やりがいもあった。

一方で、これからはそんな職人たちと、くだらない世間話もしていきたいと思ってたりする。そのため、②とも繋がるのだが、1軒ごとの訪店する間隔を頻繁に、且つ滞在時間を長くして相互コミュニケーションを図っていきたい


 

以上がバー巡りを止める主な理由。バー巡りは辞めるものの、当サイトへの紹介記事の執筆はまだまだ続けるつもりです・・・紹介できていないお店いっぱいありますので。

それと、同時並行で筆者なりの観点でバーまとめ記事書いたり、若い方がバーの重い扉を開けるための手助けとなるようなコラムが書きたいと思ってる。