NO IMAGE

好きなお酒(スコッチウィスキー後編)

今回は筆者の好きなスコッチ銘柄を紹介します。スコッチ銘柄についての大雑把でザックリとした主観的説明は先日したので、今回は割愛します。

味や香りの感想は完全な主観です。それと、製法に関する難しいことはあまりわかりません。なので、ボトル裏にあるようなもっともらしい知的・詩的な説明文みたいなことも書けません(笑)

◯アードベッグ(グルーヴス)

アイラ系ウィスキーの代表格・アードベッグの限定ボトルです。毎年、アードベッグ蒸溜所はアードベッグ・デーに合わせて限定品を出すのですが、この「グルーヴス」はその2018年度版なのです。アイラ系特有のピート香に加え、ワイン樽熟成による濃厚な甘みが最高にグルーヴィーなウィスキーです。かなりの人気シリーズ且つ瓶詰めする本数も限られているため、バーによってはより付加価値をつけるため棚の奥に隠していることがあります。そんなときはどうにか店の常連になって、不意にグルーヴスの話題を振ってみると、棚の奥からひょっこりボトルを出してくれるかもしれません(笑)

◯ラガンミル(クーパーズチョイス/2009年)

ボトラーズのクーパーズチョイス(ボトラーズとは、音楽でいえばリミックスとかアレンジをするDJみたいな人達)が、ラガ〇ーリンをアレンジしたものです。ピート香はオリジナルよりも強くなく、香りが鼻に抜ける度合いもライトな印象を受けます。しかしながら、ただ軽いだけでなく、その代わりにバニラエッセンスをはじめとした華やかさがあります。筆者はこのラガンミルのもつ華やかな甘さが大好きです。クーパーズチョイスは筆者の知る限り、アレンジもとのウィスキーをライトな口当たりにしつつ、甘さや華やかさみたいなものを強くするのが上手いです。ラガンミルの他だと、グレンロセスをアレンジしたものが美味しかったですね〜。

◯ロングロウ(RED/ピノ・ノワール)

REDはスプリングバンク蒸留所が近年、毎年のように製造するロングロウのシリーズ・限定品です。通常のロングロウのピーティさに加え、このREDは赤ワイン樽にて熟成したことによるフルーティさがあります。特に最新の2019年度版はワイン特有のブドウっぽさがより濃く、美味しく、面白いものに仕上がっています。ワイン樽仕上げのウィスキーの中では、REDが一番好きです。次回作以降も楽しみにしてます!

◯カリラ(コニサーズチョイス/2003年)

ピート香は勿論のこと、口に含んだ瞬間から喉ごしに広がるオイリーさ(脂っぽさ)がカリラの特徴です。筆者は基本的にピーティさやフルーティさのあるものが好きなんですが、オイリーなウィスキーもかなり好きでもあります。このコニサーズチョイスがアレンジしたカリラには、通常のカリラのオイリーさがより強調された感があります。また、海っぽさや塩っぽさも感じられ、上記3銘柄にはない魅力があります。

◯ビッグピート(クリスマスエディション/2018年)

ビッグピートのクリスマスエディションは毎年楽しみにしているのですが、その2018年度版は特に好きなものです。口に入れた瞬間にオイリーさがねっっっとりと広がりまくります。例のボトルに描かれている、「仕事を選ばないおじさん」の額に滲む脂汗がボトル内部にも沁み込んでいるのでしょうか。個人的にはこういったオイリーなウィスキーは、ストレートは勿論、ロックやトワイスアップでもかなり楽しめると思ってます。ねぇ、おじさん?おじさんのおかげで人生楽しいです、ありがとうございます。

この他にもたくさん好きなスコッチ銘柄はありますが、ひとまず紹介は以上になります。またいつかバーボンやジャパニーズの好きな銘柄についても書きたいと思います。では!