銀座の地下型バー『Bar 5517』で静かな二次会飲み

今回は『Bar 5517』を紹介します。

銀座の老舗バー『Bar 5517』とは？

銀座5丁目の総合レストラン「三笠会館」の地下にあるオーセンティックバーです。『Bar 5517』は元々1925（大正14）年に氷水屋として創業した「三笠会館」が、他にレストランなど多業態展開をしていく過程で1987年にオープンしました。以来、30年以上にも渡って銀座の大人たちに愛されています。

「三笠会館」の正面ドア脇の階段を下っていくと、ホテルバーのような広く優雅なバー空間に迎えられます。席数は10席程度のカウンターに加え、40席程度のテーブル席が配置されており非常に充実しています。

ベテランバーテンダーが紡ぐ銀座のバー文化

オープン当初、チーフバーテンダーとして腕を振るったのは重鎮バーテンダー・イナダさん。入店する前から浅草などで活躍していた彼は、それまでの経験・知見を参考にまとめた『Bar 5517』用のマニュアルを作成、「5517」や「MIKASA no Tsuki」などのオリジナルカクテルを創作しました。

2013年に鬼籍に入られてしまいましたが、生涯バーテンダーとしてカウンターに立っておられたとのことです。

現在、チーフバーテンダー・ユアサさんらがイナダさん・タカサカさん（イナダさんの右腕的バーテンダー、現『BAR たか坂』オーナー）の教えを基にしつつ、新たなカクテル・フードメニューも試案しながら『Bar 5517』を守り続けています。

ユアサさんは20歳で「三笠会館グループ」に入社以降、『Bar 5517』一筋でバーテンダーとして活躍しています。非常に柔和な紳士で、バー初心者の方でも気後れせずにリラックスできるバータイムを提供してくれるでしょう。

『Bar 5517』ではオリジナルカクテルやフルーツカクテルがおすすめ

イナダさんがスタンダードカクテルやクラシカルカクテルを大事にしていたことから、それらのメニューが豊富になっています。【酒２：リキュール（甘味）１：柑橘類（酸味）１】というカクテルメイクの黄金比に忠実なカクテルの数々・・・どれも美味しく非常におススメです。

「うちは今、パフェがちょっとバズっています（笑）」

筆者の滞在中、平日昼間にも関わらず、若い女性2人組が何組か訪店していました。彼女たちの目的は『Bar 5517』の新メニューのパフェやフレッシュフルーツカクテル、そしてモクテル（ノンアルコールカクテル）。ユアサさんたちがコロナ禍で発案したメニューで、従来の男性50～70代の客層とは全く異なる、女性客の獲得に成功しています。

日々、基本的な技術と美的感覚を磨き続けているバーテンダーが作るパフェやモクテル、そしてフレッシュフルーツカクテルは、見た目も中身も美しくスムースなものばかり。

バー好き・お酒好きの方はもちろん、お酒が苦手な方や、銀座やバーに疎遠な方も是非お試しあれ！！

※画像のパフェの詳細はこちらから！！

おすすめの利用シーンは女子会や二次会飲み

キャパはかなり充実しているため、友人・知人飲みや二次会での利用が一番おすすめかも知れません。「三笠会館」での食事会のウェイティングバーとしても利用できるでしょう。

『BAR 5517』情報まとめ

• 公式サイト/SNS：公式サイトはこちら（TEL：050-3134-5673）
• アクセス：東京都中央区銀座5-5-17 三笠会館本店 B1F＜最寄り駅：銀座駅＞
• キャパ・広さ：★★★★★
• 価格設定のオーセンティック性：★★★★★
• ウィスキー：★★★☆☆
• カクテル：★★★★★
• 接客スタンス：★★★★☆
• 一人飲み：★★★☆☆
• デート飲み：★★★★☆
• 友人・知人飲み：★★★★★
• クラシカルでフレッシュな老舗度：★★★★★
• 『BAR 5517』が気になる方におススメのバー：席数が充実している栃木・宇都宮の名店『パイプのけむり』

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