今回は『ANTHOLOGY』を紹介します。
広尾・南麻布にあるオーセンティックバー『ANTHOLOGY』とは？
『ANTHOLOGY』は広尾駅近くにあるオーセンティックバーです。高級住宅街である広尾・南麻布とはいえ、駅から店までの風景はまるで東東京エリアの“下町感”が広がっています。
お店があるのは「広尾散歩通り」という商店街の外れにある雑居ビルの地下。階段を下り、扉を開けて入店しましょう。
店内はなんてことない住宅街とはかなりギャップのあるTHE・オーセンティック空間で、大人の隠れ家としての雰囲気が満点です。
席構成は長くキレイなローカウンター席と、グループ利用できるテーブル席が一つといったもの。カウンター席からはスタイリッシュなバックバーを眺められるのが最高です。
また、バックバーには引き出しがあり、その中にはメニュー表などが入れられています。小粋な仕掛けがこちらのテンションを少し上げてくれる素敵なバーです。
紳士なバーテンダーが織りなす至福のひと時
店主はエプロンをしたカジュアルな装いでありながら、物静かに来客を出迎える紳士バーテンダー。柔和で堅苦しくない接客スタンスで、こちらに余計な緊張感を与えません。
「あんまり堅苦しいのより、ある程度崩れた感じにしたいんですよ」
と、彼がポツリ。
バー空間が厳格なものなだけに、その柔らかいスタンスはちょっとしたリラックス効果があります（笑）
聴いたところによると、これまで様々なお店で経験を積んできたようです。詳しい店名などはわかりませんが、銀座などの都内のバーだけでなく、大阪のモルトバーなどでも経験を積んできたとのこと。
様々な経験をもって数年前、広尾にお店をオープンしました。
広尾・南麻布エリアはもともとレストラン・ビストロが豊富な一方で、バーはどうにも少ない「バー過疎地」。従来であれば西麻布・恵比寿に流れてしまうところを、これからは『ANTHOLOGY』で過ごすのがスタンダードになるのかもしれません？
『ANTHOLOGY』では美味しいカクテル・カルヴァドスがおすすめ
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1954年から造られ始めたカルヴァドスで、広大な土地で栽培しているリンゴを使用しつつ蒸留しています。豊富なラインナップがあり、同蒸留所リリースのものから選ぶのにも一苦労するくらい。
筆者がいただいたのはリンゴらしいフレッシュさもありつつ、しっかりと飲みごたえを感じるものでした。余韻もやや長めで、その味と香りはディジェスティフとして最適です。自宅での贅沢な晩酌にも良いかもしれません。
おすすめは落ち着いた一人飲み・デート飲み
一人飲みはもちろんですが、デートの〆にも最高のバーかと思います。広尾で食事したあとに、ちょっとリラックスしながら夜を終えたい時におすすめですよ。
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『ANTHOLOGY』情報まとめ
- 公式サイト/SNS：Instagramはこちら（TEL：03-6721-6898）
- アクセス：東京都渋谷区広尾5-17-6 河上ビル B1F＜最寄り駅：広尾駅＞
- キャパ・広さ：★★★☆☆
- 価格設定のオーセンティック性：★★★★☆
- ウィスキー：★★★★☆
- カクテル：★★★★☆
- 接客スタンス：★★★★☆
- 一人飲み：★★★★☆
- デート飲み：★★★★★
- 友人・知人飲み：★★☆☆☆
- 広尾唯一のオーセンティックバー度：★★★★★
- 『ANTHOLOGY』が気になる方におススメのバー：西麻布のスタイリッシュバー『Bar Dealan-Dé』
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今宵、あなたにとって至福のバータイムが訪れますように・・・。