今回は『Sanlucar BAR』を紹介します。

神楽坂の人気バー『Sanlucar BAR(サンルーカル・バー)』とは?

神楽坂駅出口からほど近く、14時からオープンしている昼飲みもできる路面店型のオーセンティックバーです。神楽坂を代表するバーの一つで、2010年のオープン以来、多くの酒好き・バー好きから支持されています。

オフホワイトの綺麗な壁とブラウンの一枚板のバーカウンター、お酒が沢山並べられたバックバー、心地よく流れるジャズ・・・そのシンプルながら気品ある空間はTHE・オーセンティックバーといった趣です。

席はハイカウンターが5席、グループ用の席が1つといったこじんまりとした構成。店内が騒がしくなることはほぼないでしょう。

『Sanlucar BAR』の店主は優しい人柄が魅力の名バーテンダー

店主・シンバシさんは銀座の名店『GINZA TENDER』で、なんと20年間修業してきたバーテンダー。師匠のウエダさんからバーテンダーとしての姿勢や技術を教わりながら、彼とともにお店を切り盛りしてきました。

高度なカクテルメイクの腕前と柔らかく低姿勢な接客スタイルで、修業時代から多くのファンを魅了しています。

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そんな銀座の人気バーテンダーだった彼が、なぜ神楽坂という新天地で独立したのか?

「昼から営業してみたくて、そうすると銀座よりも人が流動的なところでやりたくて、それで神楽坂を選んだんです」

シンバシさんは独立で神楽坂を選んだ理由をそう言っていました。たしかに神楽坂というのは閑静な住宅街がありつつ、周辺の飯田橋にビジネス街や大学があるため、人の流れが日夜問わず流動的なエリア。たしかに、昼飲みOKなバーをやるエリアとしてはうってつけ

それではなぜ、そもそも14時オープンの昼飲みもできるバーに挑戦してみたかったのか?

「以前の『GINZA TENDER』は17時オープンだったのですが、オープンとともに多くのお客様に来ていただいてて、もしかしたらお昼から営業しても需要があるのではないか?・・・と思ったんです」

シンバシさんは14時オープンにした理由をそう教えてくれました。なるほど、ここでは銀座時代の肌感覚な経験が活きているわけですね。

独立時に「神楽坂でしかも14時オープンにする考え」をウエダさんに伝えたところ、彼からは「独立というのは、自由に、好きにやってみればいいんだよ」と後押しされたそうです。

この神楽坂で14時オープン作戦は功を奏し、『Sanlucar BAR』はたちまち神楽坂を代表する人気バーになりました。

ちなみに、『Sanlucar BAR』と双璧を成す、神楽坂の有名バー『歯車』も15時オープンです。この2店が早い時間にオープンしているため、ほかの神楽坂のバーも遅くとも夕方にはオープンするようになっています。

バーで昼飲みしたいなら神楽坂へ!!

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美味しいスタンダードカクテルがおすすめ

メインはやはりスタンダードカクテルです。シンバシさんのシェイクは、師匠・ウエダさん譲りのハードシェイク。接客している時の朗らかなモードとギャップがある、凛々しいシェイキングは圧巻です。
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【ちょっぴりカクテル紹介!】師匠のオリジナル!キングス・バレイ

シンバシさんの師匠・ウエダさんによるオリジナルカクテル。スコッチをベースに、ホワイトキュラソーとライムジュース、そしてブルーキュラソー1tsp加えて作ります。そのレシピからは想像もできないような、鮮やかなグリーンの色をしている一風変わったカクテルです。

おすすめの利用シーンは一人飲み

おすすめは一人飲みです。非常にこじんまりとしたバーなので5名以上の来店は遠慮してください。また、人気店ですので、事前に電話で空席確認してからお店に行くのがおススメです。

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『Sanlucar BAR』情報まとめ

  • 公式サイト/SNS:公式サイトはこちら(TEL:03-6228-1232
  • アクセス:東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place102<最寄り駅:神楽坂駅>
  • キャパ・広さ:★★☆☆☆
  • 価格設定のオーセンティック性:★★★★☆
  • ウィスキー:★★★☆☆
  • カクテル:★★★★★
  • 接客スタンス:★★★★☆
  • 一人飲み:★★★★★
  • デート飲み:★★★☆☆
  • 友人・知人飲み:★☆☆☆☆
  • 神楽坂は昼飲みが最高度:★★★★★
  • 『Sanlucar BAR』が気になる方におススメのバー:銀座の超名店『GINZA TENDER』

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