今回は『BAR B&F』です。

新宿で異彩を放つバー『BAR B&F』とは?

西新宿にあるフルーツブランデーをメインに取り扱うオーセンティックバーで、西新宿を代表するバー『Benfiddich』の姉妹店でもあります。本店と同じビル内にお店があります。

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本店よりもいくらか明るい照明で、ほど良くリラックスできるバー空間になっています。なんとなくですが、ドラクエの「ルイーダの酒場」っぽいかな?(笑)

店内のバックバーにはズラーっと世界各地のフルーツブランデーのボトルが並べられ、それを囲うようにL字型のカウンターが設けられています。席構成は10席程度のハイカウンターと、グループ用のいくつかのテーブル席があるといった感じです。

『BAR B&F』の店長・バーテンダーはお酒に夢中

店長・ タカナシさんはカヤマさん(『Benfiddich』オーナー)のもとで研鑽を積み、現在は姉妹店の『BAR B&F』の営業を担っています。店長になった今でも、カヤマさんとともに世界各地の蒸留所や農園に訪れて、現地で様々な知見を得ているようです。

タカナシさんをはじめこちらのスタッフの方々は、フルーツブランデーに対するかなりの熱量があります。彼らとカウンター越しで接していると、「フルーツブランデーの魅力を世間に広めたい!」という思いが伝わってきます。

筆者はフルーツブランデーについて全くといっていいほど知らなかったので、彼らから色々とフルーツブランデーについて教えていただきました。

神楽坂『Bar Pálinka』のオーナー・マツザワさんはこちらの初代店長ですが、彼もフルーツブランデー(特にパーリンカと呼ばれる蒸留酒)を愛する非常に情熱的な方でしたね。

カヤマさんのもとには不思議と情熱的な方が集まっているようです。

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シンガニなどのフルーツブランデーがおすすめ

繰り返しになりますが・・・メインはフルーツブランデーです。フランスのオードヴィーやボリビアのシンガニなど、世界各地の様々なフルーツブランデーが常備されています。

フルーツブランデーとはリンゴやモモなどのフルーツを原料とした蒸留酒になります。ウィスキーなどのように樽熟成はしないため、その見た目は総じて無色透明です。しかし、原料となっているフルーツのもつ特性によって、香り・口の中への広がり方・余韻の長さなどに幅広い個性があります。

「会社規模で造られているものから、一般家庭で造られるものまで・・・すごく幅がありますね」

タカナシさんらによれば、会社規模の大きい蒸留所で造られるブランデーもある一方、小さい農村内の限られたコミュニティーで親しまれているものもあるようです。日本でいうところの「梅酒」のような立ち位置ですかね。

そうした生産背景から各ブランデーのもつ香りや味わいは、生産地域の風土・歴史・文化と密接に結びついています。フルーツブランデーについて研究していると、自然と史学・民俗学・地理学・言語学的な知識も得られるかもしれません。なんだか筆者も色々と調べたくなってきました・・・(笑)。

ちなみにウィスキーやジン、ラム、リキュール各種といったお酒もスタンダードであれば置いてあるようですので、けっして“フルーツブランデー専門”ではありません。カクテルなども気軽にオーダーしてみてください。

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おすすめの利用シーンは一人飲み・二次会利用

比較的カジュアルなバー空間ですので、一人飲みもしくはグループ飲みがおすすめです。友人たちと談笑しながら気軽にフルーツブランデーを楽しんでみては?

また、基本年中無休且つ15時オープンですので、昼飲みにもピッタリですね。

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『BAR B&F』情報まとめ

  • 公式サイト/SNS:公式フェイスブック(TEL:03-6258-1441
  • アクセス:東京都新宿区西新宿1-13-7 大和家ビル 2F<最寄り駅:新宿駅西口>
  • キャパ・広さ:★★★★☆
  • 価格設定のオーセンティック性:★★★★☆
  • ウィスキー:★★☆☆☆
  • カクテル:★★★★★
  • フルーツブランデー:★★★★★
  • 接客スタンス:★★★★★
  • 一人飲み:★★★★★
  • デート飲み:★★☆☆☆
  • 友人・知人飲み:★★★★☆
  • フルーツブランデーの総本山度:★★★★★
  • 『BAR B&F』が気になる方におススメのバー:千葉県屈指の情熱的なバーマンのお店『Bar 篠崎』
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