今回は『洋酒博物館』を紹介します。
<銀座でウィスキーを楽しめる『洋酒博物館』とは?>
銀座6丁目のビル内にある酒場『洋酒博物館』は、銀座を代表するウィスキーが豊富なバーとして有名です。
銀座のど真ん中で構えるバーとしては、比較的明るい照明と親しみやすい内装のため、バー初心者やウィスキーを飲み始めたい方にもおすすめできます。
ブラウンの長いハイカウンター(ミドル寄りかな?)と、グループ利用できるテーブル席という構成のため、一人飲み~少人数の二次会など比較的幅広いニーズに対応できるお店だと思います。
カウンターから眺めるバックバーには、世界各国のウィスキーやブランデー、ラムなどの洋酒がズラ~~~っと並んでおり、なかなか圧巻の景色となっています。
とはいえ、↓のようにジントニックなどのカクテルも豊富に対応していますので、必ずしもウィスキーを飲まなければならないわけではありません。
<店主は銀座・丸の内一筋で修行してきたベテランバーテンダー>
店主・キタムラさんは気さくな雰囲気が漂うバーマンで、この道45年のベテラン。
銀座の近所・丸の内のホテルや銀座のバーで修行を重ね、約25年前に自身の店である『洋酒博物館』を開店しました。
銀座にはたくさんのバーテンダーがいますが、その中でも上から数えた方が早いほどの“銀座のベテランバーテンダー”です。
現在は彼とサポートバーテンダーの方でお店を営業しているようです。
「そうですね~。最近は銀座も落ち着いてきましたけど、昔はそりゃも~タクシーばっかりでね」
筆者の「銀座一筋ってやつですか!」という一言に、彼は銀座を回顧しながらそう返しました。
現在でも銀座は夜を中心にタクシーがたくさんいますが、彼がキャリアをスタートして修行を積んでいた時代は、今と比べられないほどタクシーが走り回っていたそうです。
日本が不景気になって久しいですが、いつかまた銀座でタクシーが渋滞するくらいの好景気を間近に感じてみたい・・・なんてバブルを知らない筆者は思いました(笑)
<おいしくてレアなウィスキーやブランデーなど洋酒がおススメ>


アイラモルトをボトラーズ会社がアレンジボトリングしたウィスキーで、これまでいくつか種類がリリースされています。
どの蒸留所のウィスキーを原酒にしているかは不明ですが、基本的にどれもスモーキーさやピーティさ、オイリーな香りを感じられるのが特徴です。
原酒不明ですが、今回いただいたヴァージョンは、スモーキーさのほかにシェリーワインの要素も色濃く出ている一本。いや、むしろアイラ系よりもシェリーやほかの要素が出ていました。
原酒は何か考えていると、キタムラさんが「たぶん・・・ポートエレンかな~って思っています」とポツリ。
ポートエレンと言えば「幻のウィスキー」と称される銘柄で、しばらく蒸留所を閉鎖していましたが最近になって再稼働したと話題になっているウィスキーでもあります。もし本当にポートエレンだとすれば、シェリー色が濃かったとはいえ結構レアな体験だったのかも?なんて思っています(笑)
<おススメの利用シーンは一人飲み・二次会利用>
おススメは一人飲みや二次会利用で、ほどよくフランクに洋酒を楽しみたいバーかもしれません。デートもいいかもですが、お酒好きの方と連れ立った方が楽しめますよ。
<『洋酒博物館』情報まとめ>
- 公式サイト/SNS:公式サイトはこちら(TEL:03-3571-8600)
- アクセス:東京都中央区銀座6丁目9−13中嶋ビル 3F<最寄り駅:銀座駅>
- キャパ・広さ:★★★★★
- 価格設定のオーセンティック性:★★★☆☆
- ウィスキー:★★★★★
- カクテル:★★★★☆
- 接客スタンス:★★★★☆
- 一人飲み:★★★★★
- デート飲み:★★☆☆☆
- 友人・知人飲み:★★★★★
- 銀座の雑居ビル3階にウィスキーのミュージアムがあった度:★★★★★
- 『洋酒博物館』が気になる方におススメのバー:神楽坂のウィスキーバー『Bar Fingal』
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