今回は『Bar Fingal』を紹介します。

神楽坂のウィスキーバー『Bar Fingal』とは?

飯田橋駅から神楽坂方面に歩いて数分、閑静なエリアの路地にある路面店型のバーです。アイボリーの壁とボトルが置かれた小窓が可愛らしい外観で、神楽坂の街並みにマッチしています。

店内では緩くカーブがかかったブラウンのハイカウンター、ウィスキーボトルが沢山置かれたバックバーが大人の雰囲気を醸し出しています。10席強のカウンターのほか、少し離れたところにグループ用のテーブル席もあり、一人飲みやグループでの利用が出来るようになっています。

神楽坂で最古参のベテランバーテンダー

店主・ヤジマさんは約25年前にこの『Bar Fingal』を開店しました。前職は飲食関係とは全く違うのですが、元来のウィスキー好きが高じてバーを開いたそうです。

“街のバーのマスター”っぽい優しげな雰囲気を纏う方で、こちらにそこまで緊張を与えません。好きなウィスキーがあるのでしたら気軽にオーダーして大丈夫でしょう。できる限り要望に沿ったものを勧めてくれると思います。

さて、今でこそ東京都内を代表するバー激戦区になっている神楽坂ですが、彼が店を開く頃だと目ぼしいバーは全くありませんでした。

現在の神楽坂の代表的なバーである『歯車』『サンルーカル・バー』などが開店するのは、ヤジマさんがお店を始めて10年ほど後のこと。そして、『Bar Pálinka』といった話題のバーができて、神楽坂がバー激戦区になったのも僅かここ数年の話なのです・・・。

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「そうですね~、ここ10年くらいでだいぶ神楽坂も変わりました」

筆者と神楽坂の街並みについて会話していた時、神楽坂バー文化の先駆者・ヤジマさんはふとそう言いました。なにやら昔は大人がたくさん集まる個人経営のご飯屋さん・居酒屋が多かったらしいのですが、近年では若者も入りやすいようなチェーン店も増えて、神楽坂の人の流れもかなり変わったのだとか。

なんとなくですが、そういった変化は恵比寿と重なります。どんな街も年月とともに変わっていくのですね。

『Bar Fingal』では美味しくてレアなウィスキーがおすすめ

メインはウィスキーです。特にスコッチウィスキーやジャパニーズウィスキーは充実しています。もちろん他の国のウィスキーやラム、ブランデーなどの「茶色い系の洋酒」は一通り揃えており、お酒をゆっくりと楽しみたい方にはおススメのバーです。
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【ちょっぴりウィスキー紹介!】ハンドフィルが名物・オールドプルトニー

スコットランド・ハイランド地方で生産されているシングルモルトウィスキーです。沿岸で造られることによる潮っぽさや、ほのかな甘みを感じるのが魅力。

ヤジマさんからおススメでいただいたのは、オールドプルトニーのバーボンカスク熟成バージョン。スコットランドの蒸留所までヤジマさんが訪れて、ハンドフィルというウィスキー樽から直接ボトリングしたもの。いわば「オールドプルトニー Bar Fingalエディション」みたいなプレミアムな一本です。

さすがにこのプレミアムな一本はネットで購入できませんが、オリジナルなオールドプルトニーは入手可能です。「タリスカー」などの潮っぽいウィスキーが好みであれば、オールドプルトニーも好きになれる可能性大ですよ!

おすすめの利用シーンは一人飲み

おススメは一人飲みや友人とのサシ飲みです。バーらしい素敵なお店なのでデート利用もできますが、互いにウィスキーやブランデーが好きじゃないとちょっと微妙な雰囲気になるかも?

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<『Bar Fingal』情報まとめ>

  • 公式サイト/SNS:なし(TEL:03-3235-2378
  • アクセス:東京都新宿区神楽坂3-1 美元ビル 1F<最寄り駅:飯田橋駅>
  • キャパ・広さ:★★★★☆
  • 価格設定のオーセンティック性:★★★★☆
  • ウィスキー:★★★★★
  • カクテル:★☆☆☆☆
  • 接客スタンス:★★★★☆
  • 一人飲み:★★★★★
  • デート飲み:★★☆☆☆
  • 友人・知人飲み:★★★★☆
  • 神楽坂を知る賢者のいるバー度:★★★★★
  • 『Bar Fingal』が気になる方におススメのバー:目黒を代表するウィスキーバー『THE MASH TUN』
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