今回は『As time goes by』を紹介します。
宇都宮の隠れ家的バー『As time goes by』とは?
宇都宮・泉町にひっそりと佇む路面店型のオーセンティックバーです。店前に目立った看板はなく、扉に小さく店名が書かれているのみのシンプルな外観です。土地勘がなければ、見つけるのに少し苦労するかもしれません。
扉を開けると、渋く色気のある赤い照明(ワインレッドとでもいうのでしょうか)を基調としたオーセンティック空間に引き込まれます。
入り口からみて右奥に長いカウンターとバックバー、そして2人席用のテーブル席があります。バーがひしめく宇都宮の中でも、特にシックで大人の雰囲気が漂うバーだと思います。
『As time goes by』のバーテンダーは大の映画好き
「ぜひ観てみてください、良い映画です」
店主・タジマさんは大の映画好きのバーテンダー。特に1942年に公開された名画の一つ『カサブランカ』の大ファンで、店名『As time goes by』はその映画の主題歌から取っているそうです。
筆者もタジマさんに勧められるがままに鑑賞してみました(笑)。戦時中の映画ですので一定の教養は必要かもしれませんが、ラブ・ロマンスの要素が詰まった非常に素敵で面白い映画です。
なお、修業時代は宇都宮の名バーテンダー・タナカさんのもとで研鑽を積み、「(同じ泉町の)師匠のお店の少し奥のほう」の場所で開店しました。また、バーテンダー業のほか、氷屋・花屋を営んでおり、かつてはラーメン屋も営んでいたそうです。
そんな多才で多趣味な彼からは、クレバーでダンディ、そしてコミカルな一面を感じ取ることができます。彼自身が精悍な顔立ちで、且つ美麗な所作を身に付けているのもありますが・・・彼と接しているとどんどんその<人間としての魅力>に引き込まれていきます。
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美味しいオリジナルカクテルがおすすめ
メインはカクテルで、看板カクテルは常連さんからのアドバイスで名前が決まったジントニックのアレンジ版「アズトニック」になります。筆者個人的にはタジマさんのコミカルチックな側面が垣間見れる「マロン・ト・スクワール」もおススメですね。
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おすすめの利用シーンは一人飲み
どことなく「男の美学」が滲み出ているバーのため、男性の一人飲みが最もおススメです。もちろん、女性の方やデートでの利用でも楽しいバータイムを過ごせるかと思います。
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『As time goes by』情報まとめ
- 公式サイト/SNS:なし?(TEL:028-624-5675)
- アクセス:栃木県宇都宮市泉町2-21 英鎮ビル1F<最寄り駅:東武宇都宮駅>
- キャパ・広さ:★★★☆☆
- 価格設定のオーセンティック性:★★★☆☆
- ウィスキー:★★★★☆
- カクテル:★★★★★
- 接客スタンス:★★★☆☆
- 一人飲み:★★★★★
- デート飲み:★★★★☆
- 友人・知人飲み:★★★☆☆
- 宇都宮で一番シックなバー空間度:★★★★★
- 『As time goes by』が気になる方におススメのバー:新宿で最もダンディなバー『ル・パラン』
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