今回は『Bar tail』を紹介します。

高円寺の高架下にあるバー『Bar tail』とは?

高円寺駅南口から出て、高架下に沿って少し歩くとある路面店型のバーです。程よい照明に照らされた温かなウッド調の店内を、カントリーやウェスタンといった軽快な音楽が包む、ややカジュアルでお洒落なお店です。

カウンターは5~7席のやや小さめなキャパでありますが、グループ用のテーブル席は4つ程あり充実しています。各席の間隔は圧迫感のないように保たれており、利用シーン問わずゆったりとリラックスできるバー空間となっています。

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『Bar tail』のオーナーバーテンダーは元俳優!

店主・マツモトさんはもともと俳優業をなさっていて、演劇・舞台を中心に活躍なされていた異色の経歴を持つバーテンダー。なんともサブカルチャーの街・高円寺らしい経歴を持つバーマンといえます。

筆者が訪店した際には残念ながら不在だったため、カウンター越しで接することは出来ませんでしたが、普段はカクテルメイクや接客をメインで担当なさっているようです。

SNSでは軽~くやり取りさせていただきましたが、文面からは明るくフレンドリーな方の印象を抱きました。きっと実際の接客も明るい感じなのではないか?と勝手に想像しています・・・(笑)。

あまりないケースかと思いますが、筆者が訪店したマツモトさんが不在の時は2名のスタッフさんが仕込み・カクテルメイク・接客を担当していました。一人はマツモトさんと同様に俳優業を営んでいる方で、俳優業の傍ら1~2年前からマツモトさんの手伝いをなさっているそうです。

そして、もう一人は荻窪にて『Bar Somnio』を営んでいるバーマン(お名前は恐らく「ヒロセ」さんかと・・・)で、中央線バーテンダー繋がりのヘルプ(?)で入ったとのこと。

お二人とも明るくフレンドリーな接客スタンスで、筆者の“髭”についての話題や、都内のバーのアレコレについて談笑して楽しく過ごすことができました。また、カクテルメイクは主にヒロセさんに担当いただきましたが、美麗な所作が印象的でした。

ウィスキーと果実酒がおすすめ

一番のおススメはウィスキー。オフィシャルはもちろん、バックバー最上段を覗くとボトラーズのウィスキーものも置いてあることがわかります。カウンターには「オクトモア」や、「アードベッグ」といった著名なアイラウィスキーが並べられています

訊くところによると、マツモトさんはウィスキー好きで、その中でも特にアイラウィスキーを好んでいるそうです。ウィスキー好きの方は彼とお酒談義しつつ、オタク度の高い楽しいバータイムを過ごせるかもしれませんね。

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「今の「高円寺」はシナモンを漬け込んだものになりますね」

ウィスキーと並ぶほどの看板メニューとして、ブランデーやウィスキー、ウォッカに果実などを漬け込み、その特製果実酒をベースにしたいくつかのオリジナルカクテルがあります。

その代表格・「高円寺」も“何か”を漬け込んだ果実酒がベースとなっており、その漬け込んでいる“何か”によって、味わい・香りが変わっていくオリジナルカクテル。筆者が訪店した際はシナモンを漬け込んでおり、それを活かしたなんとも上品な味わい・香り・風味の「高円寺」が楽しめました。

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ちなみに軽食メニューも好評らしいですよ!

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おすすめの利用シーンは一人飲み・女子会

基本的に一人飲みや常連客などはカウンター席、2人以上なのであればテーブル席に通されます。キャパはそれなりにありますので、利用シーンは特に限られないでしょう。

ちなみに、テーブル席に女性の2人組などグループ利用も何組かいましたが、皆さん楽しげに過ごされていました。テーブル席にも細やかに目を配っているので、オーダーを待たされる心配はあまりないと思います。

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『Bar tail』情報まとめ

  • 公式サイト/SNS:インスタグラム(TEL:03-3338-7788
  • アクセス:東京都杉並区高円寺南4-49-1<最寄り駅:高円寺駅南口
  • キャパ・広さ:★★★★☆
  • 価格設定のオーセンティック性:★★☆☆☆
  • ウィスキー:★★★★☆
  • カクテル:★★★★☆
  • 接客スタンス:★★★★★
  • 一人飲み:★★★☆☆
  • デート飲み:★★★★★
  • 友人・知人飲み:★★★★★
  • 役者と、バーテンダーと、高円寺と度:★★★★★
  • 『Bar tail』が気になる方におススメのバー:横浜のカジュアルバー『Bar Ofen』
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