バーをデートやサシ飲みで利用してみたい人は多いだろう。恋人や会社仲間と居酒屋・レストランで食事した後、バーで落ち着いてお酒を嗜むのも良いものだ。
しかし、バーをデートなどで楽しみたい時に意外と迷うのが、カウンターとテーブルどちらに座るのかという点だろう。
今回はバーを2人で楽しむ際に意識しておきたい席選びについて、カウンター席のメリット・デメリットやテーブル席の特徴を紹介する。
ちなみに、ここでいうバー(BAR)とはオーセンティックバー・ホテルバーなどを指すので、それ以外のカジュアルなバー利用には当てはまらない点だけご留意を・・・。
一人飲み初心者にも参考になる部分があるので、バーデビューやバーに慣れていきたい人もぜひチェックしてみてほしい。
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デート・サシ飲みをカウンターで過ごすメリット・デメリット
デート・サシ飲みでバーのカウンター席を利用する時に、一体どのようなメリット・デメリットがあるのか。早速だがメリットから考えてみたい。
メリット多い?カウンターはバー独特の魅力がある
バーカウンターにはバーでしか体感できない魅力が詰まっている。そのスタイリッシュでオシャレな魅力に取りつかれて、必要な家具を揃えた上でホームバー作りに精を出す人もいるそうな。
さて、カウンターの魅力・メリットは一体どのようなものなのだろうか。
【バックバーをタイプ別で紹介】カウンター席であればバーならではの景色を眺められる
バーのカウンター前には独特な景色が広がっている。
キレイなグラスや個性的なボトル、オシャレなインテリア・・・所謂“バックバー”と呼ばれるこの景色はバーでしか体感できないものだ。
ここで当サイトで掲載しているバックバーの一例を紹介する。
タイプ①王道!スタイリッシュなバックバー
タイプ②アンティークが映える、ちょっぴりレトロなバックバー
タイプ③キュートでポップなバックバー
大人な雰囲気が漂うバックバーに、バックバーに丸みを帯びたキャラクター的なアイテムを置くと、キュートでポップなニュアンスがプラスされる。キャラクターアイテムだけでなく、癒し系のキャンドルホルダーなどもポップなイメージの優秀な引き立て役。
タイプ④渋みのあるダンディでセクシーなバックバー
タイプ⑤幽玄なる世界へようこそ・・・和モダンなバックバー
バーテンダーやソムリエを交えてリラックスできる
昔、どこかの渋いおじさんが「バー(BAR)とは人である」とカウンターで語ったらしい。その言葉の意味は様々あると思うが、その一つには「客・バーテンダー間の大人なやりとりの素晴らしさ」を指している。バーカウンターを挟んだ客とバーテンダーのほど良くリラックスした関係性は、そこでしか成立しない特殊なもの。
このバーならではの特別感に直結する魅力は、カウンターでしか得られない。特に一人飲みだとその効果は顕著になる。
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デートやサシ飲みでバーを利用する時に、時々第三者であるバーテンダーやソムリエを交えることで、ちょっとしたリラックス効果を得られる。2人の中で会話が煮詰まったりした時に、バーテンダーへヒントをもらうなどすると良いだろう。
バーテンダーを仲間にしながら、とっておきのデートやサシ飲みを楽しんでみてはどうだろうか。
相手の違った顔を見れる
バーを利用する時の主なシーンといえば2軒目利用だろう。1軒目にレストラン・居酒屋などを利用してから、バーへ流れるのが定石ってものだ。
レストランなどではテーブル席にて相手と対面で接する一方、バーのカウンターでは相手と横並びになる。
レストラン・居酒屋とバーでは相手との物理的距離感が違うのはもちろん、横並びになることで相手の違った表情をうかがい知れるのもちょっとした魅力。
カウンターを利用して相手の新たな魅力を発見し、より仲を深めるのも良いだろう。
初心者にはデメリットも?カウンターのハードルの高さは異常
ここからはカウンター利用のデメリットをまとめてみる。デートやサシ飲み利用だけでなく、バー初心者による一人飲みにも参考となる部分もあるので、気になる場合はチェックしてみてほしい。
マナー・ルールを守らないとダサくなる
面倒に思うかもしれないが、バーにはいくつかのマナーやルールがある。詳細は別記事を参照してほしいが、このバーのマナーは初心者にとって意外とめんどくさいものだ。
最低限のマナー・ルールだけならまだしも、カッコ良くお酒を嗜むための美学なんてのもあったりする。それらが守れていないと、せっかく2人でカウンターで飲んでいてもダサくなってしまうものだ。
カウンターならではの良さを最大限実感するために、バーのマナー・ルール・美学などをある程度守れるようにしておきたい。
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2人だけの空間にはなりにくい
バーを2人きりで楽しみたい場合は、カウンターだとその望みを叶えづらい。バーのカウンター席のほとんどは、ほかの客と空間を共有しているから。
バーカウンターには様々な魅力があるものの、個室居酒屋のように楽しめないので要注意。
デートでセンシティブな会話をするにも、ビジネス相手とのサシ飲みで社外秘的な会話をするにも、バーカウンターはやや不向きといえるかもしれない。
恥をかいてしまうかもしれない
オシャレなバーでは格好つけたくなるもの。例えば男性が女性に、上司が部下にお酒やバーのウンチクを語ることはバーの常というものだ。
しかし、バーカウンターではカウンターを挟んで目の前にお酒のプロ・バーテンダーたちがいる。彼らのスタンスによっては、自慢げに披露したウンチクを「それは○○ではなくて、××ですね~」なんて訂正されてしまいかねない。
そうするとウンチクを語っている方は、相手を前にして余計な赤っ恥をかいてしまう。
そもそも誤ったウンチクを語ること自体が問題なのだが・・・どうしてもウンチクを語りたい場合はカウンター席を避けた方が良いかもしれない。
バーのデート・サシ飲みをテーブルで過ごすのはアリ?
バーならではの魅力があるカウンター席だが、バーテンダーやソムリエなどのお酒のプロを前にするという環境は、初心者にとってややハードルが高いのも事実だろう。そこで選択肢になるのがテーブル席だ。
カウンターから距離のあるテーブル席は、バックバーの景色を眼前に眺められないというデメリットがある。正直、これだけでもバーに行く意味はほぼなくなっていると言っても過言ではないだろう。
バックバーを望めないのであれば、よほどのカクテルオタクでもない限り、こじゃれたパブやラウンジなどに行けば済む話かもしれない。
それに加えて、カウンターと比べるとバーテンダーと会話する機会は少ないし、バーによってはホスピタリティー性が低下する点も懸念材料だ。
しかし、テーブル席にもわずかながらメリットはある。代表的なところとして、2人だけの空間にしやすい点だ。たいていの場合だと対面で座るので、物理的距離感はカウンターよりも離れてしまうが、カウンターと比べて会話の内容を他人に聞かれずらいのはたしか。
カウンターでは憚れるような、繊細なビジネスや恋愛トークもしやすいというのは魅力といえる。バー的なオシャレ雰囲気を少しでも体感しつつ、内密な会話をしたい場合はテーブルを選ぶのもアリといえるかもしれない。
バーのデート・サシ飲みはカウンターで最高のひと時を
今回はバーのデートやサシ飲みについて、カウンターやバックバーの魅力を絡めつつ解説した。バーの席には大別してカウンターとテーブルがあり、利用目的などによってどちらか選ぶのがおすすめ。どう過ごしたいのかによって適切に選んで、バーの魅力を最大限に体感していこう。